自分軸で生きる

 

今回のテーマは「自分軸」

たまに聞く言葉だけれど、ポジティブなのかネガティブなのか人によって受け取り方は様々だと思う。

 

私はうつ病になってから、とにかくこの「自分軸」を意識して生きている。

 

今まで人からの評価の為に、自分にも他人にも沢山嘘をついた。

 

本当にやりたいことはAなのに、人がBを選んだから自分もBを選んだことは何度もあった。物事の大小はともあれ、とにかく他人軸で生きた方が、つまり気を遣って勝手に他人に合わせる方が楽だと思っていた。

 

でも本当は全然違った。

自分の人生は自分で決める。たとえ些細なことでも、自分のやりたいこと、行きたい場所、食べたいもの、逆に嫌なことは素直に伝える。

考えの違いを受け入れてくれる友達に出会えたら最高だよね。私はそんな友達に大学で4人出逢えた。

 

例えば

仲良しの3人グループがいる。留学先が同じで色んな経験を共にしてきたからこそ、相手が何を求めて何を嫌がるのかが何となくわかる。

だから、それとなく旅先で2人と違う場所に行っても、決めた時間内に戻ってこれば何の問題もない。

そんな自由な感じなのだ。

 

うつ病であることを伝えている友達は、自身の母がうつだった経験から、よく理解してくれている。理由もなく苦しく辛く暗いこと、根性論じゃどうにもならないこと等、本当によく理解してくれている。だから、今日も明日の予定をドタキャンした(体調が優れないため)けど、ゆっくり休んでと声をかけて貰えた。内心は怒ってるのかな?それでもよく理解していると言葉で伝えてくれた彼女を私は信じる。

 

今日は地獄のような日だった。

詳しく言うと今日「も」地獄だった。

母が仕事に行ってからは孤独感に苛まれ、異常なまでの緊張感と、なにもやる気が起きない。

せっかく治りかけていたうつ病が、またふりだしに戻った気がして、とにかくマイナス思考が肥大化していた。バイトに行く前にColdplayのFix youを聞いた。英語が聞き取れるせいで、雰囲気だけで胸に打たれるだけでなく、歌詞にも泣けてくるのだ。家を出る10分前くらいから嗚咽をしながら大泣きした。

とにかく目を冷やして、泣いたのをバレないように務めた。

バイト中は集中すべき仕事があるからこそ、辛さは忘れる時だってあった。たまに思い出しては、1秒でも早く家に帰りたくなったけど。バイト先のおばさんが余計な事を言わないから、スムーズに終えることが出来た。

しかし帰宅後は今まで1人で戦ってきた気苦労や安堵感で嗚咽を出してまた号泣した。とにかく言葉で表すのがとても難しいほど、心が暗く辛く苦しいのだ。話したい内容は沢山あるけど、頭は回らないし、話す気力さえなかった。

エチゾラムという頓服を服用して1時間も経てば、何も無かったかのように平気になっている。薬のおかげだと思う。そして今これを書いている。

 

時一刻と変わる自分の体調や考え方に、自分が左右され、何が本当の自分か分からない。とにかく辛くてどうしたら治るの?とずっと繰り返す。身体と心が完全に分離していることを俯瞰しながら。

今後もそれは変わらないだろう。そうして戦い続けるうちに、何かポイントを掴めたらいいな。